
アムウェイの売上って、実際どのくらいなのだろうと気になっている方は多いのではないでしょうか。
世界最大級のダイレクトセリング企業として知られるアムウェイですが、近年の業績がどうなっているのか、日本市場での状況はどうなのか、具体的な数字を確認したいという声をよく耳にします。
この記事では、アムウェイの売上について、世界と日本それぞれの最新データをもとに詳しく解説します。
売上の推移や構成比、減少傾向にある理由まで、公式情報を中心に客観的にまとめていますので、アムウェイの現在の業績を正確に把握したい方はぜひ最後までお読みください。
アムウェイ売上の結論:世界No.1を維持しつつも日本では減少傾向
アムウェイの売上について結論からお伝えすると、世界売上では13年連続でダイレクトセリング業界No.1を維持している一方、日本市場では5年連続で減少傾向が続いています。
具体的な数字を見ると、2024年の世界売上高は74億ドル(日本円換算で約1兆円)、2025年は73億ドルと発表されています。
一方、日本アムウェイの2024年12月期売上高は746億8,000万円で、前期比7.1%減となっています。
この状況をどう捉えるかは、見る角度によって異なります。
世界的には依然として業界トップの地位を保っていますが、日本国内に限ると、ピーク時の約1,010億円から大きく減少しているのが現実です。
アムウェイ売上が世界No.1を維持している理由
栄養補助食品カテゴリの成長が支えている
アムウェイが世界売上No.1を維持できている最大の要因は、栄養補助食品カテゴリの継続的な成長にあります。
Direct Selling NewsのGlobal 100ランキング(2025年版)によると、アムウェイは2024年売上基準で13年連続世界1位を獲得しています。
特に注目すべきは、全体売上の64%以上を栄養カテゴリが占めているという点です。
主力ブランドである「ニュートリライト」を中心としたヘルス&ウェルネス製品が、世界的な健康志向の高まりを追い風に成長を続けています。
2024年には栄養カテゴリで2%の成長を記録しており、米ドル高の影響で全体売上が微減する中でも、この分野が下支えしている状況です。
100カ国以上での事業展開によるリスク分散
アムウェイは世界100カ国以上でビジネスを展開しています。
この広範なグローバル展開により、特定の市場が低迷しても他の市場でカバーできる体制が整っています。
たとえば日本市場で売上が減少していても、アジア圏全体やアメリカ本国での売上がそれを補っているため、世界全体としてのポジションは維持できているのです。
科学的根拠に基づく製品開発への投資
アムウェイは製品イノベーションに継続的に投資しています。
特に栄養補助食品については、科学的根拠に基づいた製品開発を行っており、これが信頼性の維持につながっていると考えられます。
また、2024年には経営陣の交代や業務改善も実施されており、組織としての効率化も図られています。
日本アムウェイの売上が減少している理由
ピーク時約1,010億円から746億円へ推移
日本アムウェイの売上推移を見ると、減少傾向が明確に読み取れます。
- ピーク時(2017年頃):約1,010億円
- 2023年12月期:803億9,800万円
- 2024年12月期:746億8,000万円(前期比7.1%減)
このように、5年連続で売上が減少しており、ピーク時から約26%減という状況になっています。
コロナ禍後の影響が続いている可能性
売上減少の背景には、コロナ禍の影響が尾を引いている可能性があります。
ダイレクトセリングは対面でのコミュニケーションが基本となるビジネスモデルのため、パンデミック期間中に活動が制限されたことの影響が、回復しきれていない可能性が考えられます。
競争環境の激化
健康食品やサプリメント市場は、近年競争が激しくなっています。
ECサイトでの購入が一般化し、手軽に健康食品を購入できる環境が整ったことで、ダイレクトセリングを通じて購入するメリットが相対的に薄れている可能性があります。
法令遵守強化による影響
日本アムウェイでは、連鎖販売取引法の遵守を徹底するため、登録制度の改定などが進められています。
コンプライアンス強化は長期的には信頼性向上につながりますが、短期的には活動の制約になっている面もあると思われます。
アムウェイ売上の具体的なデータを確認する
世界売上の推移(直近データ)
アムウェイの世界売上高は、以下のように推移しています。
- 2024年12月期:74億ドル(約1兆円)
- 2025年12月期:73億ドル(約1兆円超)
前年比で微減となっていますが、これは主に米ドル高の影響によるものとされています。
現地通貨ベースでは、栄養カテゴリを中心に成長を維持しているとの発表があります。
日本アムウェイの売上構成(2024年)
日本アムウェイの売上構成を見ると、栄養補助食品が圧倒的な割合を占めています。
- 栄養補助食品:57.27%(427億7,000万円)
- パーソナルケア:22.79%
- ハウスウェア:15.47%
- その他:4.47%
日本市場でも世界と同様に、栄養補助食品が売上の中心となっていることがわかります。
特にトリプルXやニュートリライト製品が主力となっています。
ダイレクトセリング業界におけるポジション
Direct Selling NewsのGlobal 100ランキング(2025年版)において、アムウェイは以下の評価を受けています。
- 2024年売上基準で世界1位
- 13年連続でトップを維持
- 栄養カテゴリでの2%成長がグローバル成長の鍵
このランキングは業界で最も権威あるものの一つであり、アムウェイがダイレクトセリング業界において依然として圧倒的な存在感を持っていることを示しています。
アムウェイ売上データを見るときの注意点
世界売上と日本売上を分けて考える
アムウェイの売上を見るときは、世界全体の数字と日本市場の数字を分けて考えることが重要です。
世界売上が1兆円規模で業界トップという事実と、日本で売上が減少しているという事実は、どちらも正しい情報です。
ただし、どちらか一方だけを強調すると、実態とは異なる印象を受けてしまう可能性があります。
売上と会員数・活動者数は別の指標
売上高は会社の規模を示す指標ですが、これと会員数や実際の活動者数は別の指標です。
売上が減少していても会員数が維持されている場合もあれば、その逆の場合もあります。
ビジネスへの参加を検討している場合は、売上だけでなく、自分が活動する地域での状況なども確認することをおすすめします。
公式情報と口コミ情報を区別する
アムウェイの売上に関する情報は、公式サイトやニュースリリースで確認できます。
一方、SNSや掲示板での情報は、根拠が不明確な場合もあります。
正確な数字を知りたい場合は、以下の公式情報源を確認することをおすすめします。
- 日本アムウェイ公式サイト(amway.co.jp)
- Amway Global公式サイト(amwayglobal.com)
- Amway Live(amwaylive.com)
まとめ:アムウェイ売上の現状を正しく理解する
アムウェイの売上について、改めて整理します。
- 世界売上:2025年73億ドル(約1兆円超)で、13年連続ダイレクトセリング業界No.1を維持
- 日本売上:2024年746億8,000万円で、5年連続減少傾向
- 売上構成:栄養補助食品が世界で64%以上、日本で57%以上を占める
- 成長要因:ヘルス&ウェルネス需要と科学的根拠に基づく製品開発
- 減少要因:コロナ後影響、競争激化、法令遵守強化による活動変化の可能性
アムウェイは世界的には依然として業界トップの地位にありますが、日本市場では厳しい状況が続いています。
この両面を理解した上で、商品購入やビジネス参加を検討することが大切です。
売上データは会社の現状を知る重要な指標ですが、それだけで全てを判断することはできません。
気になる商品があれば実際に試してみる、ビジネスに興味があれば具体的な条件を確認してみるなど、自分にとって必要な情報を一つずつ確認していくことをおすすめします。
公式情報をもとに冷静に判断することで、後悔のない選択ができるはずです。